気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

一見、本当に認知症なの?と思えるのですが・・・

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


夜になって、雨が少し強さを増しました。

網戸の外から雨が落ちる音がしています。


今日、○ヨさんがラーメンを食べながらずーっと話していた事ですが、

もう、私は何回、いえ、何十回も聴いている話や、先月連れて行った私の娘や孫の話など。


「○○美が来た時、『暑い、暑い。ねぇ、おばあちゃん、何か着る物ないの?』って言ってたんだけど」

「その時はわからなかったんだけど、私の洋服が欲しいって事だったんだね。」

「○○美が『おばあちゃんのなら、どんなんでも着るよ』って言ってた。」

「私もその時に気が付いて、すぐに出してあげれば良かったんだけど、その時は気付かなかったのよ。」


その場に居なかった人がその話を聞けば、別に変な事を言っている訳でもなくて、普通の会話です。

だから、(へぇ~、そうなんだ。孫がおばあちゃんの洋服をおねだりしたんだ。)と思うだけでしょう。

でもね、これって全くなかったお話で、全部○ヨさんの作話です。


また、昨日の電話では、「脚が痛いから、今日はいつもの朝の歩きも、買い物にも行かなかった。」

そう言っていた○ヨさんでしたが、今日はラーメンを食べながら、

「昨日は買い物に行ったらラーメンが安かったから4個買って来た。」と言いました。

ん?昨日は1日中何処にも出ないで家の中で過ごしたはずなのに、買い物に行ったの?


一見、本当に認知症なの?と思える○ヨさんですが、話をしていると、矛盾だらけの話や作話が多くて

そして、その矛盾には自分でまるで気付かないし、自分の作話を実話と思い込んでしまいます。

(ああ、やっぱり、認知症は少しずつ進んでいるんだなぁ。)と思いますね。


午後7時10分、○ヨさんに電話を入れました。

もしもし、もうご飯は食べたの?

「うん、食べたよ。今、パテックスを貼り換えてたところだよ。」

今日は何を食べたの?

「そこいらにある物を出して食べたよ。」

持って行ったひじきの煮物も食べてみた?

「うん。食べたよ。味も丁度良かったよ。美味しかった。」

「売っている物はあまり食べないけど、アンタが作ってくれたものは美味しいよ。ありがとね。」

そう。良かった。今日はお風呂には行って来たの?

「脚が痛かったから行かなかったよ。歩けなくなったら大変じゃないの。」

そう。まぁ、歩かないのも、歩き過ぎも良くないでしょうからね。

「今日は、おとうさんとアンタが来てくれて、本当に嬉しかったわ。ありがとね。」

「お父さんは死んだお父さんと一緒で、大きな声で怒るけど、でも、最近はちょっと優しくなったね。」

「私が年をとったからかも知れないけどね。とにかく、アンタとお父さんが来てくれて良かったぁ。」

そう。喜んでくれて、こっちも良かったわ。じゃ、ちゃんと戸締りして寝てね。

「うん。ありがとね。おとうさんによろしくね。おやすみ~。」


そう言えば、今日、夫が牛丼を食べに出掛けた時に、○ヨさんは私にボソッと言いました。

「お金が入ったら、美容院に行って髪を染めたいのよぉ。」

私は、「そうねぇ。」と返事をしただけでしたが。

でも、○ヨさんは、その時にそう言っただけで、「美容院代を頂戴。」とは言いませんでした。

次にお金(年金)が入ったら・・・って、そう思っているのですかね?


やっぱり、前に比べると、大分穏やかになってますね。お薬のおかげなんでしょうか・・・。



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