気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

人それぞれのプライド

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


今日、こちらに来る途中、16号が4号をくぐる手前で、前の車がまるで動かなくなりました。

右側車線を走行していたのですが、左側車線にハザードを出している車が見えました。

しばらく待っていたのですが、まったく動く気配がないので車線を変えてみると、

車が1台道路の真ん中でひっくり返り大破していました。

2車線をふさぐ感じで横になっていたので、他の車が通ることが出来なかったようです。

まだパトカーなども到着していなかったので、きっと事故直後だったのでしょうね。


事故車は1台だけしか見当たりませんでしたから、単独事故なのかも知れませんが、

一体どんな運転をしていたらあんな事故になるのか、不思議です。

大怪我をしている人は見当たりませんでしたが、あれだけの事故で大丈夫だったのかな?

もし、そうなら、本当に不幸中の幸いという事ですね。

16号はしばらくは通れそうもないので、側道に入って迂回しました。

スーパーと銀行のATMに寄り、実家に到着したのは午後5時半でした。


午後7時20分、○ヨさんのところに電話を入れました。


もしもし、もうご飯は食べたの?

「うん、食べたよ。」

薬も飲んだ?

「うん、薬も飲んだ。」

そう。今日は何をしていたの?

「歩けなくなると困るから、家のぐるりを歩いたよ。」

朝、歩いただけで、後は家の中で過ごしてたの?

「うん。暑いから家の中にいたよ。」

そっか。

「もうね、寝ようと思って、ベッドの中に入ったところだよ。」

えっ、もうベッドの中なの?随分早いね。

「うん。起きていてもすることないし、テレビも面白くないからね。」

そうか。暑かったら、我慢しないでクーラーをつけなくちゃダメよ。

板橋でね、3人姉妹の老人が熱中症で3人とも亡くなったらしいから、お義母さんも気をつけてね。

「そうなの?わかった。ありがとね。」

「今度はいつ来るの?アンタに持たせる物、準備してあるからね。」

そうねぇ、やっぱり、14日の金曜日になるかなぁ。

その日は年金の出る日だから、いつもの生活費とお小遣いを持って行くからね。

「そう。ありがとね。近所の人に、『その頭、どうしたの?』って言われるのよ。」

「だから、もうすぐ年金が出たら美容院に行くつもりだからって言ってるの。」

「まったく、近所の人は煩いのよ。」

そう。じゃ14日の金曜日にはお金を持って行くから、そうしたら美容院に行けるね。

「そうだね。いつも悪いね。ありがとね。」

じゃ、また明日電話するね。おやすみなさい。

「ありがとね。おやすみ~。」


本当に『その頭、どうしたの?』と、ご近所の方から言われたかどうかは怪しいですが、

○ヨさんの中では、年金が出たら美容院に行く、という事が当たり前の事になっているのでしょうね。

まぁ、一人暮らしをしているうちは、○ヨさんの気が済むようにして貰いましょう。

お化粧をして、ばっちりパーマをかけて、髪は真っ黒に染めて、いつでも出掛けられる格好をして、

「いつも綺麗にしている○ヨさん」と人から思われる事が、○ヨさんのプライドなのでしょう。

私とは全く違うプライドだけど、何にプライドを持つのかは人それぞれ。

○ヨさんは○ヨさんのプライドを大切にして行けばいいのですよね。(^-^)



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