気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

3分前の記憶がない義母

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


今日は娘と孫達を連れて、○ヨさんの所に行って来ました。

家を出発したのは10時半、途中でいつものスーパーに寄り、到着したのは午後1時半。


娘と孫を降ろして先に行ってもらい、私は車を駐車場に移動させました。

○ヨさんは扇風機もつけず、クーラーもつけず、窓も開いていない状態で冬物のカットソー姿。

もう、暑いとか寒いとか、あまり感じなくなっているのでしょうか・・・。



下の男の子○月君は、やっぱり照れて、最初は喋りません。

○ヨさんは、娘達がフランスに行く前に会っているのに、○月君とは初めて会ったと言います。

フランスに行く前に会ったという記憶がもうないのですね。


帰る前に、いつものように生活費の入った封筒を渡しました。

そして、「これはお小遣いだからね。」と言って、別の封筒に入った1万円を渡しました。

お小遣いの入った封筒は、○ヨさんは「ありがとう。」と言い、自分の座っている傍にしまいました。

そして、生活費の入った封筒は、私がいつも置く場所に、すぐにしまいました。


ところが、私が生活費の封筒をしまって、「ここに置いたからね。」と言った途端、

「あれ?お小遣いの入った封筒がない。」と○ヨさんが言いだしました。

「お義母さん、自分の座ってる傍にしまったんじゃないの?」と言うと、

「それが、何処を探してもないのよ。やっぱり、アンタから貰ってないんじゃない?」と○ヨさん。

「え~~っ!?今、渡したでしょう?お義母さん、すぐ傍にしまったでしょう?」

「だって、ないのよ。だから、やっぱり、貰ってないんだよ。」


はぁ~~、2,3分前の事ですよ。それをもう忘れちゃったんですか?

で、自分でしまった場所がわからなくなって、挙句の果てに、「貰ってない」ですか?

全く、もぉ~!!

1万円入りの封筒を探す事5分、結局、古い郵便物などが入った袋の中から私が発見しました。


何気なくしまって、しまった場所を後から思い出せないって事はよくあること。

でも、「しまった場所を思い出せないから、貰っていない」ってなるって事は、

貰った事も、それを自分でしまったという行為も、どちらもちゃんと覚えていないという事ですよね。

短期記憶が出来ない事はわかっているけど、2~3分前の事もわからなくなってる?

それなのに、1年前の幻視の内容は、忘れないで実際にあったこととして刷り込まれてる。

う~~ん、アルツハイマーって、本当に不思議な病気なんですねぇ・・・。


まぁ、取り敢えず、私が見つけ出したその封筒は、生活費と同じ場所に、私がしまって来ました。

後は、○ヨさんがどこにしまい直そうが、使おうが、○ヨさんの好きにすればいいと思います。


○ヨさんは、私と娘に、自分のお古の洋服をくれました。

娘も私も、着るかどうかはわかりませんが、「ありがとう。」と言って、素直に受け取って来ました。

一応、○ヨさんの好意ですからね。


最後まで読んで下さってありがとうございます。

よろしければ、応援クリックして下さいね♪
       ↓
アルツハイマー病ブログランキングへ