気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

「あぁ大変」と嘆きながら暮らすより・・・

ご訪問ありがとうございます。


午後3時頃、母から電話がありました。

今日の母の声は、いつもと変わりない、大分元気な声になっていました。

「昼間はもう大分調子が戻って来たのよ。でも、夜になると咳が出てね。」

まぁ、喘息持ちですからねぇ・・・。

でも、良かったです、大したことにならなくて。


午後7時50分、○ヨさんのところに電話を入れました。

毎日電話を掛けているので、私が特別に話す事は特にないので、いつも同じ質問をします。


もしもし、今日は何をしていたの?

「うん、家の周りをぐるりと歩いて、脚がむくんで痛くなったから湿布を貼ったよ。」

「そろそろ寝ようかな?と思っていたところ。」

そう、今日は歩いただけで、他にはどこにも行かなかったの?

「ああ、ちょっとだけ食べる物を買いに行ったよ。」

ふ~ん、何を買って来たの?

「おにぎりと飲み物を買って来た。買い物に行く時は2日分くらい買って来るの。」

そうなんだ。明日はお風呂に行くんでしょ?

「うん、明日はお風呂に行くよ。今日は行かなかったからね。」

お休みだったもんね。じゃ、明日はお風呂に行って来てね。

「うん。あ、そうだ、今度来た時に、アンタに見てもらいたいものがあるんだけど。」

ん?なぁに?

「あちこち見てたら、宝くじがいっぱい出て来たのよ。だから、見て貰いたくて。」

そう。じゃ、金曜日に行くから、その時ね。

「うん、お願いします。」

じゃ、おやすみなさい。

「ありがとね。おやすみ。」


きっと、暇だから、あちこちいじって、古い宝くじでも見つけたのでしょう。

多分、全部はずれの紙ごみに違いないと思うのですが・・・(^-^;


そう言えば、今日テレビで認知症の実母と暮らす60代の女性の特集がありました。

その親子、前にもテレビで見たことがありますね。

周りの人に、母は認知症だという事をわかって貰ってから大分楽になった、と言っていました。

みっともないとか恥ずかしいとか、そんな事より、周りにわかって貰う方がずっと楽だと。

徘徊で一人では見つけるのが大変でも、ご近所の方が教えてくれたりするそうです。

今は認知症のお母さんとの暮らしを楽しんでいる、と言ってたその女性。


「あぁ大変」と嘆きながら暮らすより、現実を受け入れて暮らす方が幸せなのかも知れませんね。




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