さっさと忘れて欲しいのにずーっと忘れない妄想話
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今日は午前９時４０分くらいに家を出発しました。
実家に行く前に、嵐山のＪＡに寄り、母のために綺麗な鉢植えを買いました。
ぺラルゴ二ウムという名前の花で、色はサーフィンローズ。登録申請中だそうです。
その他に、ナス（とげのないもの）・ミニトマト（イエローアイコ）・サラダ菜の苗と
野菜の苗は自宅用ですが、ペチュニアの苗は母が欲しいと言えば、半分ずつにしようと思います。
ＪＡで結構な時間を使ってしまったので、実家に着いたのは２時半になってしまいました。
昨日、下の弟が来てくれて、午前中に帰ったそうです。
弟たちも母のところに毎月顔を出してくれるので、本当に助かります。
鉢植えの花を見て、花が大好きな母は「珍しい花だね、綺麗！」と喜んでくれました。
家には、先日来てくれた上の弟がくれたオレンジ色のカーネーションも置かれていました。
これで母も毎日の水遣りが楽しみになることでしょう。
午後８時２０分、○ヨさんのところに電話を入れました。
いつもよりちょっと遅い時間だったのですが、○ヨさんはすぐに電話に出ました。
私 ：もしもし、今日はまだ起きていたのね。
○ヨ：うん、今ご飯を食べて、これから寝ようかなって思ってたところ。
私 ：そう。今日は何を食べたの？
○ヨ：そこらにあったパンを食べた。
私 ：そう。
多分、昨日テーブルの上にあった、チョコレートのランチパックにコーヒー牛乳で済ませたのでしょう。
○ヨ：○○みは？
私 ：今日も仕事に行ったよ。
○ヨ：そう。○○みがちょっと寒くなって、私のカーディガン持って行ったんだと思うけど
それならそれでいいから、あまり○○みに煩く言わなくてもいいからね。
私があげたと思えばいいだけなんだから・・・。
○ヨさんは、娘がカーディガンを持ち出したと決め付けていて、私に娘を怒るなと言っています。
う～～ん、娘は○ヨさんの家になんか行ってもいないし、カーディガンだって持って来ていないのに
懐の大きな？おばあちゃんって感じで、私に娘を怒るなって、娘を庇っているみたいな感じ？
本当ならば、「○○みは、お義母さんのカーディガンなんか着ないですよ。」と言いたいところですが
ぐっとこらえて、「そうですねぇ・・・」と返事をしておきました。
まぁ、ボケてる人の妄想話なんだから、うん、うんって聞いていればいいですね。
妄想話であっても、濡れ衣を着せられた娘はちょっと可哀想だけど。
きっと、この妄想話は、さっさと忘れてくれればいいけれど、ずっと忘れないんだろうな。
忘れないで欲しいことはすぐに忘れちゃうのに、忘れて欲しいことはずーっと忘れない。
アルツハイマーの人の頭の中は、本当におもしろいものですねぇ・・・。
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