必死で考える理由づけ
ご訪問ありがとうございます。
買い物のついでに、母に頼まれたトクホンと顆粒の風邪薬、咳止めシロップを買って来ました。
今日はドラッグストアのポイント2倍の日らしくて、なんだか少し得した気分です。
母の所には8日から行く事に決めたので、母にその事を知らせました。
本当は9日に行って11日に帰って来ようと考えていたのですが、
ハッピーの狂犬病の予防注射が11日にあるそうなので、1日前倒しにすることにしました。
買い物に出かける前、午前11時14分に○ヨさんから電話がありました。
ん?今日の電話の用件は何かな?多分、美容院代が欲しいって事だろうな・・・。
もしもし、こんにちは。
「もしもし、○○子?あのね、悪いんだけど、美容院に行くお金を持って来て欲しいんだけど。」
お義母さん、この前美容院に行ってから、まだ2ヶ月経っていませんよ。
次の年金が入るまで、もう少し待てませんか?もう通帳には生活費分しか残っていないんです。
「私、そんなに生活費使ってないよね?もう、そんなに残ってないの?」
「ここの家賃とかも、私の年金から払ってるの?」
いいえ、そこの家賃は私達が払っているから、年金は全部お義母さんの為に使ってますよ。
「そうだよね、家賃はアンタたちが払ってくれるってことになってるもんねぇ。」
「じゃ、なんでそんなにお金がないんだろう。私、そんなに使ってないのに・・・。」
あのね、お義母さん、渡してる生活費の他にも掛かっているお金はあるんですよ。
「う~~ん・・・。会社の後輩の○岩さんがね、毎日家の中にいてもなんだから
たまには、一緒に豊島園にでも行きましょうよって誘ってくれたのよ。」
「でも、こんな真っ白な頭じゃいけないからって断ったの。」
「そしたら、昨日、○岩さんが心配して家まで様子を見に来てくれたの。」
「で、『あら~、どうしたの?本当に真っ白な頭して。いつも綺麗にしてたのに・・・』って。」
「だからね、何とかならない?」
ここで、我が家に来客を知らせるチャイムが鳴りました。
ごめん、お義母さん、誰かが来たから、また夜にでも電話するわ。
「わかった。じゃぁ、後でね。」
取り敢えず、美容院代については保留にして電話を切りました。
玄関のチャイムは、冠婚葬祭の互助会のセールスだったので、インターホンで断りました。
○ヨさんは美容院に行きたいと思ったら、どうしてもすぐに行かないと気が済まないようですね。
とにかく、夫に今の電話の件を報告するために連絡を入れました。
お義母さんから、こういう電話があったけど、どうする?
年金が入るまで、あと10日近くあるけど、その前に出してあげる?
「俺が、年金が出るまで我慢しろって、仕事が終わったらおふくろに電話するよ。」
「美容院に行きたいって言えば、必ずすぐにお金をくれるって思われても困るから。」
じゃあね、頭が白くてみすぼらしいって人から言われるって、お義母さんが言ったら、
それなら美容院じゃなくて、○○子に染めて貰えば?って言ってみてよ。
「わかったよ。そう言ってみる。」
見栄っ張りの○ヨさんは、美容院でパーマとヘアダイをすることに拘っているから
その提案は、多分却下されると思いますけどね。
でもね、白い頭が気になるのなら、早く家で染めた方がいいと思うんですけどねぇ・・・。
○岩さんが心配して、昨日様子を見に来てくれたと言っていた○ヨさん。
お昼休みの時間まで待って、○岩さんに、本当に来て下さったのか、確認の電話を入れました。
「私は豊島園なんて誘っていませんし、昨日もお邪魔なんかしていませんよ。」と、○岩さん。
やっぱりねぇ・・・。
誰かにこう言われたからこうしなくちゃ、と、しなければならない理由づけを必死に考える○ヨさん。
頭を使うのはいいことなんだけど、その度に名前を使われる○岩さんは大迷惑です。
○ヨさんが「○岩さんが・・・」という話は、もう一切信じないことに致しましょう。
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