気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

ちょっと、○○子の声が聞きたいなぁと思ってね

2015年2月16日


留守の間に電話してきた○ヨさん。

多分、Cさんのところから帰宅して、私に電話をかけてきたのでしょうね。


「今日は俺がおふくろに電話するよ。」と言って、夫が○ヨさんに電話を掛けました。


夫 :もしもし、電話してきたみたいだけど、何か用?

○ヨ:電話?掛けてないよ。

夫 :掛けて来たでしょ?ちゃんと電話に記録が残ってるんだから。

○ヨ:ああ、ちょっと、○○子の声が聞きたいなぁと思ってね。

夫 :ふ~ん、もうご飯は食べたの?薬もちゃんと飲んだ?

○ヨ:食べたよ。薬も飲んだ。

夫 :美容院には行って来たの?

○ヨ:うん、昨日行って来たよ。

夫 :下の人にはお金ちゃんと返して来たの?

○ヨ:まだ。だって、おにいちゃん(夫のこと)が通帳持ってっちゃったから

   お金がないんだもん。

夫 :だって、土曜日に2万円置いて来たでしょうよ。

   美容院はいくらしたの?

○ヨ:1万5000円。

夫 :じゃ、返すお金は残ってるでしょ?

○ヨ:だって、それを返しちゃったら手元にお金が全然なくなって生活出来ない。

夫 :それを返しても、お財布にまだ1万円しまってあるでしょ?

○ヨ:(財布を確認した様子)うん、ある。

夫 :じゃ、ちゃんと下の人にお金返してきてよ。なくなったらまた渡すから。

○ヨ:わかった。

夫 :また、近いうちにそっちに行くからね。



夫が電話をしたのは6時半でしたから、○ヨさんは今日は外にはもう出ないでしょう。

お金を返しに行くのは明日以降でしょうね。


お金を貸して下さったCさんは、きっと、頼まれたらイヤと言えない人なのでしょう。

困っていると泣きついてきた人に、「私は貸せないわ。」と言えない優しい人なのでしょう。



でも、本当に○ヨさんの事を心配して下さるのなら、「貸せないわ。」と突き放して下さい。

○ヨさんは、Cさんの事を「泣きつけばお金を貸してくれる人」と思っているのです。

○ヨさんはアルツハイマー認知症で、借りた事もいつかは忘れてしまうかも知れません。


嫁として、これ以上○ヨさんが、誰かに迷惑をかけて欲しくないのです。



アルツハイマー病ブログランキング
読んで下さってありがとうございます。これからも、応援よろしくお願いします。
https://blogparts.blogmura.com/parts_image/user/pv01323982_side.gif
PVアクセスランキング にほんブログ村