気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

届いていたキャッシュカード

2015年2月6日


仕事が休みの夫と二人で○ヨさん宅へ向かいます。


夫は看板の製作、取り付け、取り外しの仕事をしています。

毎日仕事があるわけではないので、仕事がない日は○ヨさんのところへ一緒に行きます。


昨日買った食品や日用品、それに時刻・日付・曜日・温度計・湿度計のついたデジタル時計

それらを持って出発です。


昨夜の電話で、明日は午前中は目医者さんに行ってるかも、と言っていました。

でも、私たちが着いた時には○ヨさんは家にいました。


玄関で私たちを出迎えるとすぐに、「昨日は友達のお通夜に行ってきたのよ」と言います。

(あれ?昨日の電話では、どこにも出掛けなかったと言ってたはずだよなぁ)

リビングに入ると、洋服ダンスの前に喪服がぶら下がっています。

やはり、お通夜に行ったというのは本当のことのようですね。


「仕事を一緒にしてた人が亡くなっちゃったのよ。」

「お葬式には行かずに、お通夜だけに行くことにして、友達と一緒に行ってきたの。」

「一人、二人と、知り合いが次々に亡くなって行くわ。」


お通夜に行くには喪服で行けばいいだけじゃなく、手ぶらじゃいけませんよね。

お香典はどうしたのでしょう・・・。○ヨさんには1週間分の生活費しかないはずでした。


お義母さん、お通夜にはちゃんとお香典を持って行ったの?

「うん、持って行ったよ。」

いくら包んだの?

「5000円だよ。」

お金、なかったでしょう?誰かから借りたの?

「いや、もしもの時のために、ここのお財布に入れてあったお金があったから。」


あ~~、良かった!ほっと胸を撫で下ろしました。

また、誰かにお金を借りて、ご迷惑をかけてしまったのかと心配したからです。


さてさて、次はゆうちょのキャッシュカードの問題です。


お義母さん、ゆうちょからの郵便物は届いてない?

「なんにも届いてないよ。」

誰かから電話も掛かってこなかった?

「うん、掛かって来ない。」


そっか、連絡なしか・・・郵便局にでも連絡してみようかな、と考えながら、

もしかしたらと思い、○ヨさんの携帯電話を確認してみました。


あった、あった、ありましたよ、0120××××××の着信記録!

それも、先週私たちが○ヨさん宅を出たすぐ後に・・・。

その記録をプッシュしてみると、「○時○分、0120××××××さんと会話しました。」

らくらくフォンがそう教えてくれます。


やっぱり、コールセンターから、キャッシュカードの所在を伝える電話は掛かってきたようです。

○ヨさんに訊いてみても、「電話なんか掛かってきたかなぁ・・・」

さぁて、これからどうしましょう。


壁の状差しに入っているものを取り出してみます。

そこには請求書が2枚と、口座振替の手続き完了のお知らせ、請求書が入っていた封筒が。


ん?請求書が入っていた封筒の中に、一回り小さいサイズの封書が入っています。

取り出してみると、それは既に封が切られた、ゆうちょからのお知らせとキャッシュカード!!


とっくに届いていたんですね、○ヨさん。

まぁ、無事に届いたのだから、よしとしますか・・・。


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