義母の家計簿
2015年1月30日
ゆうちょのコールセンターとのやり取りの後、○ヨさんがノートを1冊出して来ました。
「どこかに使ったお金を書いたノートがあったなって思い出したのよ。」
「それで、探してみたら、ここにあったの。」
「ほら、ここに全部書いてある。私は○美ちゃんに随分つぎ込んだんだねぇ。」
「本当に、○○君(○美ちゃんの夫)から返して貰いたいくらいだよ。」
私にノートを見てみろと、黄色い表紙のリングノートを目の前に突き出します。
ノートを受け取り、私はノートに目を移しました。
そのノートは2009年7月から始まり、2011年4月頃で終わっている
○ヨさんの簡単な家計簿のようでした。
日付けと名前と金額が記入されています。
2009年7月は、○美ちゃんが最後に入院した頃です。
最後のページ2011年4月は、○美ちゃんの1周忌頃ですね。
ノートには ○月○日 ○美ちゃんに○万円、といった感じで数字が並んでいます。
○ヨさん自身の生命保険を解約し、解約金が支払われたことも書かれていました。
ざ~っと見て、私は○ヨさんにノートを返します。
「ほらね、随分○美ちゃんに渡してるでしょ?」
そうみたいだねぇ、と私は軽く話を流します。
ざっと見ただけでも、100万円どころではないお金が○美ちゃんに渡されているようです。
でも、自分の今後の生活の事も考える事無く、「お金置いてってくれない?」とねだられる度に
自分が一文無しになってしまうまで、お金を渡し続けたのは○ヨさん自身なんですよ。
自分が娘の為に出したお金を、今更、返して欲しいなんて思わない方がいいんじゃないかなぁ・・・。