気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

やっぱり、アルツハイマー型認知症

2014年11月28日

物忘れ外来受診 2回目

11時の予約に間に合うよう、朝7時に自宅を出発。
夫は仕事なので、私1人で向かいます。

本当にアルツハイマーだとしたら、○ヨさんにはちゃんと話した方がいいのだろうか、
それとも、アルツハイマーだとは言わずに適当に濁しておけばいいのかな・・・

そんなことを考えながら運転すること3時間。

受付を済ませ、自動血圧測定器で血圧測定。


待合室で名前を呼ばれるのを待っていると○ヨさんが私に話しかけてきました。

○ヨさん: この間、朝お散歩していたら、知らない男の人から「奥さん」と声を掛けられた。
      何だろうと振り向くと「あれ?奥さんじゃ失礼かな?お嬢さん」と言われた。
      変な人に後でもつけられると怖いから、遠回りして家に帰ったけど・・・

う~~ん、82歳のお婆さんに「お嬢さん」ですか???

アルツハイマー病の症状である幻視?幻聴?それとも作話でしょうか・・・


名前を呼ばれて、病室に。

先生は私が持参した先日のMRI検査の画像を見ながら

「あ~、やっぱりアルツハイマー認知症ですね。」

脳の画像を指差しながら

「ここが海馬というところなんですが、普通の人と比べると大分委縮してきてますね。」

○ヨさんに向かって

「おかあさんは、アルツハイマー認知症という病気なの。」

「これからどんどん、今できてることができなくなりますよ。」


あれ、まぁ、こんなに簡単にハッキリと本人に告知されるものなんですねぇ・・・

「とりあえず、これからはお薬で症状を少しでも遅らせましょう。」


ということで、メマリーを2週間分処方されました。

次回の予約は12月12日です。


あんなにハッキリ「あなたはアルツハイマー認知症です」と告知されて
○ヨさんはさぞかしショックを受けたことだろうと思いましたが
本人はあまりショックを受けていないようです。

多分、自分がアルツハイマー認知症だということを理解していないのでしょう。
アルツハイマー認知症が、どんなに恐ろしい病気なのか、全くわかっていないようです。

まぁ、その方が、本人にとっては幸せなのかも知れませんね。


病院から帰って、処方された薬をお薬カレンダーにセットしました。
前回セットしておいた糖尿病治療薬、見事に飲み忘れておりました。

毎日、お薬飲んだ?と電話してたのに、ちゃんと飲んだと返事してたのに・・・

今回もらったお薬は、絶対忘れないで飲んでね、と口をすっぱくしてお願いしました。


帰宅途中の車の中で、

ふと、生きていれば今日が私のお父さんの誕生日だったなぁ・・・と思いました。