気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

「押入れの中に男の人が居るんだよ。」

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。


金曜日、ケアマネさんが帰られてから○ヨさんと実家に向かうことに。

「お義母さん、パジャマと替えの下着だけ準備してくれる?」

私がそう言うと、○ヨさんは出掛ける支度を始めました。

ところが「変なんだよね、下着が何もないんだよ。パジャマもない。」と○ヨさん。

「パジャマはいつも使ってるのでいいし、下着はたくさんあったでしょ?」

以前、○ヨさんのタンスの中の下着を確認した事があったので、私はそう言いました。

結局、私が○ヨさんの下着を探し出し、パジャマ代わりになる適当な物を準備しました。

下着はたくさん持っている○ヨさんですが、あちこちのタンスに分散していました。

多分、○ヨさんは毎日家の中でタンスの中身をあっちこっちに移動しているのでしょうね。

前に私が下着の整理して決まった引き出しに入れたのに、その通りにはなっていませんから。

それが認知症の人のお仕事?なんでしょうけど、困ったものです。


嵐山のスーパーに寄り、無事に実家に到着しました。

母がお風呂の準備をしておいてくれましたが、私が疲れてしまったので翌日に。


午前1時、一旦2階に準備した寝床に入った○ヨさんが、また降りて来ました。

「○○子、押入れの中に男の人が居るんだよ。怖くて眠れない。」

○ヨさんは昼間着ていたポロシャツにズボン下の姿です。

パジャマ代わりに準備した物に着替えずに、セーターとズボンを脱いだ状態ですね。


とりあえず、私は○ヨさんと2階に上がり、押入れを確認しました。

「ホラ、誰もいないでしょ?大丈夫だから。」

私がそう言っても、「だって、変な音がするんだよ。」と○ヨさん。


そう言えば、部屋の中に○ヨさんが持ってきたボストンバッグが見当たりません。

「お義母さん、持ってきたボストンバッグはどうしたの?」

「そうなんだよ、おかしいんだよ。バッグがないんだよ。」

一生懸命私も部屋の中や押入れの中などを探しましたが、バッグは見つかりません。

もしかして?と思い、母が寝ている隣の和室を覗いてみました。

すると、和室の中の出入り口の傍に、○ヨさんのバッグがありました。

○ヨさんは自分でバッグを持って、和室に置いたのですね。


バッグを戻し、何とか○ヨさんを宥めて寝かしつけました。

○ヨさんの症状、また進んでいるのかも知れませんね。




最後まで読んで下さってありがとうございます。

記事を読んでいただける事、それが私のそう言うと励みです。(´▽`)アリガト!



よかったら、こちらのブログも覗いてみてね♪
    ↓
本音で語るブログ 



介護に関する専門サイト みんなの介護