いつ死ぬかなんて誰にもわからないから
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
母への電話が済んだ後、午後7時30分、○ヨさんに電話を入れました。
母との電話は短いので、いつも母への電話の後に○ヨさんのところに掛けています。
○ヨ:はい。
私 :もしもし。ご飯、食べた?
○ヨ:うん。ご飯、食べた。
私 :そう。もう、寝る準備?
○ヨ:うん。ちょっと、調子が悪いから。
私 :あ、そう。
○ヨ:足が痛いし。何処へも行かなかった。
私 :寒いしね、今日。昨日の夜ぐらいから寒いもんね。
○ヨ:区民センターもね、行かなかった。
私 :あ、そう。
○ヨ:だって、外に出てさ、倒れたなんていうと困るからさ。
ウチの中にいた。
もう、寝る準備してさ。
私 :今日は冬みたいに寒いから、暖かくして寝てね。
○ヨ:そうねぇ。ありがと。
やだね、80になったらさ、だ~れも来ないしさ。
それでさ、区民センターに行くでしょ?
Bさんや下のモチ子さんなんかがね、「ウチの中ばっかりいちゃダメ」って。
それで、迎えに来て連れて行ってくれた。
私 :今日?
○ヨ:うん。みんな集まってた。
「○倉さんはどうしてるのかな?って言ってたのよ。」って。
ウチの横まで来てくれたから、一緒に行ってきた。
私 :そう。ふ~ん。
○ヨ:「ウチの中ばっかりいちゃダメ」って。
私 :そうなの~。
○ヨ:「ウチの中ばっかり居ると、ロクなこと考えないからって。」
「私も一緒に行くから。」って言うから、一緒に行ってきた。
私 :あ、そう。
○ヨ:「カレンダーも渡してあるのに、どうして来ないのかな?」って言ってたらしい。
私 :ああ、そう。じゃ、今日は行ってきたのね?
○ヨ:うん。行ってきた。
私 :そう。明日は木曜日だからさ、また看護師さんが午前中に来てくれるからね。
○ヨ:ああ、そう。
私 :午前中に来てくれるから、出かけないで家に居て待っててね。
○ヨ:わかった。じゃ、出かけないで待ってるよ。
私 :そうだね。じゃ、また明日電話するね。
○ヨ:考えてみたら、もう、80だもんね。
人に迷惑掛けないように頑張ります。
私 :はい。じゃ、また明日電話するね。
○ヨ:お父さんにも頑張ってるって言っててね。
私 :はいよ。言っておくね。
じゃ、また明日ね。おやすみなさい。
○ヨ:ありがとね。おやすみ~。
たった4分くらいの電話ですが、すご~く長く感じられます。
最初は「何処にも行かなかった。だ~れも来ない」と言ってた○ヨさん。
でも、話の途中から、ご近所さんが迎えに来てくれて出掛けた事に変わっています。
どちらが本当の話なんだか、私にも判断は出来ません。
まぁ、どっちでもいいんですけどね。(^_^;
ここのところ、血圧も安定しているようなので助かります。
そう言えば、歌手の北島三郎さんの息子さんが亡くなられたんですね。
一人暮らしだったので、1週間も誰にも気付かれない「孤独死」だったそうですが。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
それにしても、まだ51歳なのに、人の寿命って、本当にわからないものですね。
独居老人だけでなく、一人暮らしの人は、若くても「孤独死」の可能性があるということ。
○ヨさんや母のような超高齢者になれば、周りはそれなりに心配して安否確認をします。
でも、まだまだ若い人の場合、1週間ぐらい音信不通でも、年寄ほどは気に掛ける人もいない。
だから、発見が遅れて、寂しい「孤独死」になってしまうのでしょうね。
家族が居ても、誰もが亡くなる時に誰かに看取られるとは限りません。
さっきまで元気だったのに、突然亡くなる、なんて事も無きにしも非ずですから。
自分がいつ死ぬかなんてわからないから、1日1日を大切に生きなければいけないんですね。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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