義母の話の95%は作話です。
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
今回の最強寒波、凄いですねぇ。
なんでも、さいたま市の今日の最低気温は氷点下9.8度にもなったとか。
えっ!?これって関東地方、それも、夏は最高気温を出す事が多い埼玉県の気温?
ビックリですね。
午前11時40分、池袋のパーキングに到着しました。
先週と同じで、5台分の駐車スペース、全てが空いていました。
今は近所で工事などをしていないせいかも知れませんね。
玄関のドアをノックすると、ちょっと間をあけて、○ヨさんがドアを開けてくれました。
「ああ、ビックリした。今日は来る日だった?」と○ヨさん。
そう、前日に電話で言っておいても、○ヨさんがそれを憶えている事はないのです。
「もう、死ぬかと思ったよ。」
「どうして?」
「いや、昨日、転んだんだよ。区民センターの入り口で。」
○ヨさんが転倒したのは、もう何回目という事になるんでしょうねぇ。
「後ろから若い男の人に押されたんだよ。すぐに逃げられちゃったけど。」
「○○子~!!って叫んだらしくて、助け起こしてくれた人が、それ、誰?」って。
「ああ、長男の嫁さんなんですって言ったんだけどね。」
この話はぜ~んぶ○ヨさんの作話ですね。
でも、知らない人が初めて聞いたら、「あら、そうなの?」と信じてしまうでしょうね。
差し入れ品の他に、お昼に食べようと肉まんを持って行きました。
それを温めようと、電子レンジを開けて、ビックリです。
昨日のお弁当をラップも掛けずにお皿に移したままの物がレンジに入ったままでした。
「お義母さん、これ、どうしたの?」と訊きました。
「ああ、昨日、お弁当を温めて食べようと思って、レンジに入れたんだ。忘れてたよ。」
って事は、食べようと思って温めたお弁当を、温めた事を忘れて、食べるのも忘れた?
「じゃ、お義母さん、昨日はお弁当食べなかったの?」
「そうみたいだね。食べないで寝ちゃったんだね。」と○ヨさん。
5分前に自分がした事を、もう忘れちゃうって事ですね。
看護師さんからの報告ノートを読みました。
火曜日、看護師さんが来た時、○ヨさんは留守。
1分くらい待つと、買い物から戻って来た○ヨさん。
でも、数分すると、自分が買い物に行って来た事を憶えていなかった、と書いてありました。
「ご飯食べた?」と訊いても、食べたのか食べてないのか覚えていない。
でも、条件反射のように「ご飯、食べたよ。」と返事する。
区民センターに出掛けたとしても、出掛けた事を憶えていない。
で、後から、そう言えば、区民センターでこんな事言われたなぁって思い出したりする。
だから、矛盾した話ばかりになるんですね。
午後0時、約束通り、ケアマネさんの訪問がありました。
今日も前回と同じように、○ヨさんは終始にこやかに対応していました。
嬉しそうに、何度も何度も同じ話を繰り返しながら話しています。
「私はね、男の人は絶対に家には入れないんです。」とは言わないですね。
もう、このケアマネさんの訪問に慣れたのかも知れませんね。
「この人は、家に入れても大丈夫な人」という認識に変わったのかも。
ケアマネさんは、デイサービスのパンフレットを3枚ほど持って来てくれました。
○ヨさんに説明していましたが、○ヨさんは興味を示さず、殆ど聞いていない様子。
それよりも、自分が区民センターでとても大事にされていると話す事に夢中です。
でも、○ヨさんの話の約95%は作話で、事実は5%くらいでしょうか。(^-^;
「だ~れも来ないし、だ~れも電話もくれない。」と毎日言ってる○ヨさん。
それでも、ケアマネさんには、「私が行かないと係りの人が心配して電話くれるんですよ。」と。
電話の着信記録を調べると、毎日の私からの着信記録しか残っていないんですけどね。
○ヨさんが人に言いたい事は、自分が誰からも一目置かれる優秀な人間であるという事。
そして、だから、自分は周りの誰からも大事に扱われているのだという事。
これは、全て、○ヨさんの願望なのでしょうね。
今回も冷蔵庫にはビールが1缶冷やされていました。
買い物をしたレシートには、ビール2缶購入の記録があります。
って事は、1缶は自分で飲んだのでしょう。
「お父さんが朝早くに来たんだね。ビール飲んで行ったみたい。」と○ヨさん。
どう考えたって、それ、おかしいでしょ?
朝、夫がここに来て、ビールを飲んでから仕事に出掛けて行ったって事ですか?
どう考えてもおかしな話、と思わずに話すんですから、やっぱり認知症の人ですね。(^-^;
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