息子だから、ついつい感情的に
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昨日、午後6時32分、○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい。
私 :もしもし。もう、ご飯は食べた?まだ?
○ヨ:食べた。今、終わった。
私 :早いねぇ。いつも6時頃食べるの?
○ヨ:うん。
私 :あ、そう。今日はどうしてたの?
○ヨ:今日は、ちょっとさぁ、左の方の足が浮腫んでるの。
だから、今日は区民センター行かなかった。
私 :そうなの?ふ~ん。
○ヨ:迎えに来てくれたけどさ、足が浮腫んでるから行かないって言ったの。
じゃあ治ってから来てね~って。
私 :誰が迎えに来てくれたの?民生委員さん?
○ヨ:ううん。違う人だった。
名前訊かなかったけどさ、あたしみたいに行ってる人。
私 :ふ~ん。
○ヨ:だから、顔見ただけでもいいわよ~なんて言ってさ。
私 :あ、そう。今日までなんだって、お天気がいいのは。
明日からはお天気悪いんだってよ。雨なんだって。
○ヨ:そう。
私 :だから、気を付けてね。
○ヨ:はい。ありがと。○○子、ありがと。
ここへね、○○子にあげようと思って置いてあるから。
そんな事ばっかりやってるよ。
私 :あ、そう。
○ヨ:だから、○○子が来たら、みんなあげる。
買わなくたっていいよ。赤くて着れないから。
みんな若い時のアレだからさ。○○子にみんなあげる。
会話を聴いていた夫が急に電話をよこせと言って、私から取り上げました。
夫 :ねぇ、そんな事ばっかり言ってないでよ。あげるとかばっかり。
○ヨ:はい。
夫 :ねぇ、おかあちゃん、何様なのよ?
○ヨ:いやぁ~。
夫 :何で上から、○○子にあげるからとかさぁ、あげる、あげるばっかり。
○ヨ:そういう事言っちゃ、ダメなの?
夫 :ダメだよ。そういう事ばっかり言っちゃ。
○ヨ:はい、わかりました。
夫 :ね、迎えに来てくれた、とか嘘ばっかりついて。
○ヨ:えっ、何?
夫がそれ以上言わないように、私が電話を替わりました。
私 :もしもし。
○ヨ:はい。何怒ってるの?
私 :いいよ、気にしなくて。
○ヨ:気にしなくていいって言ったって。お父さん、何が悪いの?
あまり迷惑掛けないようにしているんだけど。
私 :だから、気にしなくていいよ。
○ヨ:お父さんの声がね、自分のお父さん(夫)の声と同じで怖くなっちゃうよ。
一生懸命頑張ってるのにさ。
人に迷惑掛けないように頑張ってるのに、何でそんなに怒られるの?
私 :そうだね。大丈夫、大丈夫。
また金曜日に行くから、それまで頑張ってやってね。
○ヨ:はい。お父さんに迷惑掛けないように、頑張ってるよ。
私 :そうだね。うん。
○ヨ:だからね、もう少しお父さんに優しく声かけてって。
私 :うん。そう言う風に言っておくからね。
○ヨ:本当に、お父さんに迷惑掛けるような事、してないから。
私 :そうだね。頑張ってるよね。
○ヨ:お父さんにあんな大きな声で言われるとさぁ・・・。
私 :だから、あんまり気にしないで。ねっ。
じゃ、明日も1日頑張って。
○ヨ:はい。ありがとね。
私 :じゃあね~。
夫は前々から、○ヨさんが私に洋服をあげるという事を良く思っていませんでした。
「おふくろはお前に洋服をあげるって、自分がお前より上だと思ってるんだよ。」と。
「別にいいじゃないの。私はそんな事、気にしてないんだから。」
「くれるって言うんだから気持ちよく貰って来ればいいだけでしょ?」
私が着れる物ではないけれど、貰って来る事で○ヨさんが気分がいいならそれでいい。
別に、私は○ヨさんに下に見られているとか、全然気にしていないのです。
私を上に見ようが、下に見ようが、それは○ヨさんの思いであって、私には関係ない。
元々、私は人からどう思われているかなんて、あまり気にならないのです。
人がどう思っているのかより、自分がどう思うのかが大切だと思っていますから。
ただ、○ヨさんが他の人に対しても上から目線での言動はちょっと困りますけどね。
でも、○ヨさんは認知症なんですから、今言われた事も右から左ですぐ忘れちゃう。
だから、「こういうところを直せ」と言っても、言うだけ無駄なんですよね。
やっぱり、夫は息子だから、ついつい感情的になってしまうのでしょうね。
でも・・・、私から見ると、夫はそういう所も○ヨさんにソックリの性格です。
夫は○ヨさんに自分の嫌な部分を見ているから、余計に腹が立つのかも知れません。
もしも同居介護になったとしたら、私より夫の方が参ってしまうだろうと思いますね。
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