気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

今のやり方がベストです。

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午前8時半に家を出発、近所のスーパーに寄り、○ヨさんの好きなパンやグラタン、コーヒー牛乳などを購入。

ガソリンスタンドでガソリンを補給し、○ヨさん宅に向かいました。


今日はお天気もいいし、道路もいつもより空いていて、11時にはパーキングに到着しました。


玄関のドアをノックすると、○ヨさんは今日はすぐにドアを開けてくれました。

相変わらず、「アイタタタ。」と足を擦っています。


「おとうさんは?来ないの?」と、すぐに○ヨさんは尋ねました。

昨夜の電話で、明日は私一人で行くよ、と言った事、全く覚えていないのですね。

「今日は仕事よ。」と言うと「仕事、忙しいの?」と訊いて来ます。

平日ですから、仕事をしているのが普通だと思うのですが、そうは思わないみたいです。


「今日、来るとは思わなかったよ。だって、15日に年金が入るでしょう?」と○ヨさん。

「毎週金曜日に来てるでしょ?」と私は答えました。

第一、15日に年金が入るまで、私が来なくても大丈夫なはずがありませんよね。


今日は、何度も何度も「15日に年金が入るから。」を繰り返していました。

年金が15日に入ろうと、私が来るのは15日ではなく、16日の金曜日なんですが、それは今は言わなくてもいいかな?


まだお昼には早い時間だけど、買って来た袋入りのおでんと肉まんを二人分、チンして一緒に食べました。

冷蔵庫に手を付けていないおにぎり1個が入っていました。

「おにぎり1個150円で買えるのよ。お弁当より安上がりでしょ?勿体ないからお弁当は頼まなくてもいいよ。」

○ヨさんは、しきりにおにぎりの方が安く済むからと、経済的に節約になるような事を言っています。

でも、「そうねぇ・・・。」と軽く受け流し、「でも、お弁当を頼むのはやめないからね。」とハッキリと言い渡しました。

「お弁当頼まなくてもいいから、お金頂戴。」とは言いませんでしたが、お弁当を頼まなければ、どう考えても週に2000円でやりくりは出来ません。

経済的にもそうですし、私以外の人に毎日安否確認して貰えているのだし、今のやり方がベストだと思います。

まぁ、○ヨさんが自分で選んで買い物出来ないのが不満なのはわかりますけどね。(^-^;


「今日は区民ひろばでいいのがあるから、午後から行くよ。」と○ヨさんが言いました。

ホワイトボードに貼られた予定表を見ると、今日は「うたいましょう」というプログラム。

みなさんと一緒に童謡を歌うのも、楽しいのではないでしょうか。

○ヨさんが歌を歌っているのを見た事がないし、カラオケ行った、なんて話も聞いたことがないので、○ヨさんが歌好きかどうかはわかりませんが。


そう言えば、今日の分の薬、○ヨさんは飲んでいませんでした。

お昼を食べて、すぐに飲んでもらいましたけど。

「どうして今日の分、飲んでないの?」と訊くと、「飲んじゃうと、もう薬がないから、取りあえず残しておいたの。」

「薬がなくなるから、また病院に行って、貰って来なくちゃって思ってたのよ。」と○ヨさん。

お~、危ない。今日私が来なかったら、○ヨさんはまた病院に行ったかも?

先週、私が一生懸命説明したことも、全く覚えていない○ヨさんです。

「薬はね、次に病院に行くまでの分、ちゃんと私が保管してあるから。毎週1週間分を持ってくるからね。」と、私が言いましたが、理解できたでしょうか。

きっと、来週になって残りが少なくなると、また、「薬がなくなるから病院に行かなくちゃ。」って思うのかも知れませんね。


一緒にお昼も食べたし、食料もお金も渡し、薬もちゃんとセットしたので帰る事にしました。

○ヨさんは玄関に鍵を掛けて私を見送ろうとしましたが、「足が痛いんでしょうから、そこの角まででいいよ。」と言いました。

袋小路の入り口になる角で、○ヨさんは手を振ってお見送り。

○ヨさんの足、やっぱり、痛い事は痛いのでしょうね。


  

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