大分とんちんかんな返答
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
午後2時半、○ヨさんの通院介助を済ませ、無事に帰宅しました。
今日は行きも帰りもさほどの渋滞もなく、まぁまぁ早かったかな。
○ヨさん宅に到着したのは午前9時40分でした。
玄関のドアをノックしても○ヨさんはうんともすんとも言いません。
もう一度強めにノックしても返事がないので、先日○ヨさんから渡された
○ヨさん宅の鍵を差し込み、回してみても鍵は開きません。
「おかあさん、○○子です。」と声をかけるとようやくドアが開きました。
○ヨさんが普段使っている鍵と、先日渡された鍵を比べてみました。
いくら回しても開かないはずです。その鍵は全く別の形状をしていました。
「おかしいなぁ。○美ちゃんが使っていた鍵なんだけどねぇ。」と○ヨさん。
もしかしたら、それは○美ちゃんの自宅の鍵なのかも知れませんね。
すぐに支度をしてもらい、病院に向かいました。
先生:お久しぶりです。お元気でしたか?
○ヨ:はい、元気です。
先生:何か変わった事はないですか?
○ヨ:嫁がわざわざ埼玉から来てくれるんですよ。
先生:そうですか。いいお嫁さんで良かったですね。
最近、気になるニュースとかありますか?
○ヨ:毎日朝はパン、昼はラーメン、夜はスーパーで食材を買って来て作るんです。
先生:あ、そうですか。
○ヨ:あとは、軽く歩いたりしてるんですが、大体家の中で過ごしています。
倒れて迷惑かけたりしたら大変だし、近所は意外と煩いんです。
余計な事を言う人がいますからね。
私は20年も会社で人を使って来ましたから、大体人の心がわかるんです。
先生:そうですか。特に変わった事はありませんか?
○ヨ:はい、ありません。
私 :あ、先生。1月の20日過ぎに介護認定の更新の判定結果が届きました。
前回と同じ、要介護2という事でした。ありがとうございました。
先生:そうだねぇ、今の段階だと要介護2が限界かも知れないね。
私 :はい。体は至って健康ですからね。(^-^;
先生:そうですね。じゃ、今日はこれで終わりにしましょう。
○ヨさんは先生が終わりと言ってもなかなか椅子から立ち上がりません。
「おかあさん、もう診察は終わりだから、出ましょう。」と声をかけ、
先生に「ありがとうございました。」と言ってやっと診察室から出ました。
○ヨさんは、先生からの質問に、大分とんちんかんな返答をしていましたねぇ。
次に内科で呼ばれるまでに、30分くらい待たされたでしょうか。
こちらも特に変わった事もなく、5分も経たずに診療は終了しました。
今回は、湿布薬は要らないとお断りしました。
前回処方していただいた湿布薬がまだ大量に残っていますから。
最近、以前ほど「脚が痛い」と言いませんし、湿布薬もあまり貼っていないようです。
先に○ヨさんには帰宅してもらい、私は薬局で薬が出されるのを待つことにしました。
いつもは30分以上かかると言われるので後から受け取りに行くのですが、
今日は10分ほどで薬を出していただけました。
「この薬なんですけど、ジェネリックが出ていますので次回からはそれでいいですか?」
薬剤師さんがそう仰るので、「はい、それでいいです。」と答えました。
薬を受け取り、○ヨさん宅に帰りました。
昨日の昼間、「煮物が置いてある。」と電話を掛けて来た○ヨさん。
私が帰ると食器棚から鯛の煮つけを出して来て、「これなのよ。」と言います。
「こうやって、食器棚に入っていたの。○○み(私の次女)が置いて行ったのかね?」
「そんな筈はないと思うよ。○○みはここの鍵を持っていないしねぇ。」と私。
「いや、○○みはここの鍵を持ってるよ。前にも来てセーター持ってったんだから。」
○ヨさんが自分で変だと思った事は、みんな○○みの仕業だと考えるようです。
いくら「違うよ。」と否定しても、○ヨさんの思い込みは変わりません。
だから、あまり強く否定はしないんですけどね。
で、1週間分のレシートをチェックしてみると・・・
2月3日に○ヨさんはスーパーで鯛の切り身を698円でお買い上げ。
ん?鯛の切り身を買って来て、自分で照り焼き風に煮付けたの?
それとも、出来上がった物を買って来たのかな?
でも、その事をすっかり思い出せない○ヨさんなのですね。
「おかあさん、鯛の切り身ってレシートにあるけど、買って来たんじゃない?」
そう質問しても、「私は鯛なんか買ってないよ。」と言います。
証拠を突き付けても、○ヨさんはそれを認める事はありません。
やっぱり、ボケは確実に進んでますねぇ。
「今日はおとうさんは?」
「仕事よ。」
「○○子と一緒に来てくれるかと思ってたのに。」
「仕事だからね。」
「それで、今日はおとうさんは?」
「仕事よ。」
この会話も6回くらいしたでしょうか。(^-^;
とりあえず、○ヨさんに生活費を渡して帰宅しました。
最後まで読んで下さってありがとうございます。