気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

白と黒

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。




夕方、午前中から出掛けていた夫から電話が掛かって来ました。

「友達との待ち合わせがちゃんと出来なくて、友達は先に一人で見舞いを済ませてしまったので

これからお見舞いに行くけど、お前も一緒に行く?」との電話でした。

夫一人で行くのなら、私も一緒にお見舞いに行こうかな?と思い、「行くよ。」と返事をしました。

夫が戻って来て、お見舞いの果物を持ち、二人で病院に向かいました。


病院に着き、病室に向かうと、ちょうど晩御飯が終わったところでした。

ベッドの上の○島さんは、いつも元気な○島さんとは違い、やっぱり、少し弱々しい感じ。

体のあちこちに管が繋がれていて、痛々しいです。

奥さんが付き添っていましたが、やっぱり疲れている様子でした。

そういえば、奥さんに会うのは、7年ぶりくらいでしょうか。

奥さんは、牛久のカッパ祭りでアナウンスをしているので、毎年声だけは聞いているんですけどね。

あまり長居をしても悪いので、20分ほどで引き上げて来ました。

本当に、前のように、元気な○島さんになって欲しいですね。


夕方家を出たので、晩御飯は夫と二人で帰宅途中の「幸楽苑」で簡単に済ませる事にしました。

幸楽苑」に着く前に、○ヨさんに電話を入れました。


もしもし、もうご飯は食べたの?

「うん。終わったよ。今日はね、お風呂に行って来たよ。」

そうなんだ。

「お風呂に行って来たから、今、パテックスを貼り換えたところ。」

ふ~ん。今日は買い物には出掛けたの?

「行かないよ。だから、今日はラーメンを食べたよ。」

そうなんだぁ。

「もう、友達もだぁれも電話をくれなくなったよ。しょうがないけどね。」

そうね、しょうがないね。

「だから、今日も仏壇の中の○美ちゃんに、どうして置いてっちゃったの?って話しかけたよ。」

でも、○美ちゃんは返事してくれなかったでしょう?

「そうなのよ。○美ちゃんが生きてたら、私ももう少し元気でいられるのにねぇ。」

「でも、○○子が毎日電話をくれるから、本当に嬉しいよ。」

「私にはもうおとうさん(夫)と○○子しかいない。だから、迷惑かけないように頑張るよ。」

そうだね、いつまでも元気で頑張らなくちゃね。

「うん。頑張るよ。じゃ、おとうさんによろしくね。」

はい、言っておくね。じゃ、おやすみなさい。

「ありがとね。おやすみ。」


相変わらず、○ヨさんは、娘の事は「ちゃん付け」で、嫁の私は「呼び捨て」ですね。

もう、呼び捨てには慣れましたけど、やっぱり、今でも少しだけ納得いかないんですよね。(^-^;


幸楽苑」の駐車場に到着し、お店に入る前に母にも電話を入れてしまいましょう。

母に電話を入れました。

もしもし。

「あ、もしもし。今日はね、麻婆豆腐を作って食べたよ。」

ふ~ん、そうなんだ。

「それとね、お風呂に入って、髪の毛も染めたよ。大丈夫かな?って心配だったけど。」

大丈夫だった?

「うん。心配だったから、めまいの薬を前もって飲んでからお風呂に入った。」

そう。

「電話、ありがとね。また、なるべく早く来てね。じゃ、おやすみ。」

うん。わかった。おやすみなさい。


私の髪は真っ白になろうとしてるのに、母も義母も、今は染めたばかりで真っ黒なんですね。(^-^;


二人に電話を入れたので、時間を気にすることもなくラーメンが食べられました。



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