白と黒
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
夕方、午前中から出掛けていた夫から電話が掛かって来ました。
「友達との待ち合わせがちゃんと出来なくて、友達は先に一人で見舞いを済ませてしまったので
これからお見舞いに行くけど、お前も一緒に行く?」との電話でした。
夫一人で行くのなら、私も一緒にお見舞いに行こうかな?と思い、「行くよ。」と返事をしました。
夫が戻って来て、お見舞いの果物を持ち、二人で病院に向かいました。
病院に着き、病室に向かうと、ちょうど晩御飯が終わったところでした。
ベッドの上の○島さんは、いつも元気な○島さんとは違い、やっぱり、少し弱々しい感じ。
体のあちこちに管が繋がれていて、痛々しいです。
奥さんが付き添っていましたが、やっぱり疲れている様子でした。
そういえば、奥さんに会うのは、7年ぶりくらいでしょうか。
奥さんは、牛久のカッパ祭りでアナウンスをしているので、毎年声だけは聞いているんですけどね。
あまり長居をしても悪いので、20分ほどで引き上げて来ました。
本当に、前のように、元気な○島さんになって欲しいですね。
夕方家を出たので、晩御飯は夫と二人で帰宅途中の「幸楽苑」で簡単に済ませる事にしました。
「幸楽苑」に着く前に、○ヨさんに電話を入れました。
もしもし、もうご飯は食べたの?
「うん。終わったよ。今日はね、お風呂に行って来たよ。」
そうなんだ。
「お風呂に行って来たから、今、パテックスを貼り換えたところ。」
ふ~ん。今日は買い物には出掛けたの?
「行かないよ。だから、今日はラーメンを食べたよ。」
そうなんだぁ。
「もう、友達もだぁれも電話をくれなくなったよ。しょうがないけどね。」
そうね、しょうがないね。
「だから、今日も仏壇の中の○美ちゃんに、どうして置いてっちゃったの?って話しかけたよ。」
でも、○美ちゃんは返事してくれなかったでしょう?
「そうなのよ。○美ちゃんが生きてたら、私ももう少し元気でいられるのにねぇ。」
「でも、○○子が毎日電話をくれるから、本当に嬉しいよ。」
「私にはもうおとうさん(夫)と○○子しかいない。だから、迷惑かけないように頑張るよ。」
そうだね、いつまでも元気で頑張らなくちゃね。
「うん。頑張るよ。じゃ、おとうさんによろしくね。」
はい、言っておくね。じゃ、おやすみなさい。
「ありがとね。おやすみ。」
相変わらず、○ヨさんは、娘の事は「ちゃん付け」で、嫁の私は「呼び捨て」ですね。
もう、呼び捨てには慣れましたけど、やっぱり、今でも少しだけ納得いかないんですよね。(^-^;
「幸楽苑」の駐車場に到着し、お店に入る前に母にも電話を入れてしまいましょう。
母に電話を入れました。
もしもし。
「あ、もしもし。今日はね、麻婆豆腐を作って食べたよ。」
ふ~ん、そうなんだ。
「それとね、お風呂に入って、髪の毛も染めたよ。大丈夫かな?って心配だったけど。」
大丈夫だった?
「うん。心配だったから、めまいの薬を前もって飲んでからお風呂に入った。」
そう。
「電話、ありがとね。また、なるべく早く来てね。じゃ、おやすみ。」
うん。わかった。おやすみなさい。
私の髪は真っ白になろうとしてるのに、母も義母も、今は染めたばかりで真っ黒なんですね。(^-^;
二人に電話を入れたので、時間を気にすることもなくラーメンが食べられました。
最後まで読んで下さってありがとうございます。