気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

そんなに孤独なわけではない。

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


今日は調子もあまり良くなかったので、結局1歩も外に出る事なく過ごしました。

お天気も良かったけれど、洗濯も今日はパスしました。

でも、明日はしっかり頑張ろうと思っています。


午後7時30分、○ヨさんに電話を入れました。


もしもし、もうご飯は食べた?

「うん。食べたよ。やっぱり、調子が悪い。左の脚が痛くてね。」

そうなんだ。

「だから、お風呂にも行かなかったよ。歩けなくなると困るから家のぐるりは歩いたけどね。」

そう。(明日は銭湯は定休日だよ、と昨日の電話で言った事も忘れているようです。)

「やっぱり、年をとったから調子が悪くてもしょうがないのかな?」

そうねぇ、80を過ぎればねぇ・・・。(と、80歳を超えていると言ったつもりですが)

「そうね、80過ぎれば少しは落ち着くのかも知れないけど、まだ2、3年あるからねぇ。」

ん?お義母さんは今幾つだっけ?

「え~と、今は77歳かな?だから、80歳までにはあと3年あるからねぇ。」

あら、そう。

「そうよ。77にもなれば、友達もみんな連絡くれなくなっちゃうよね。」

そうねぇ。

「そんな事考えてたら寂しくなって、今日は写真を見ていたよ。」

そうなんだ。

「電話をくれる友達もいない。○美ちゃんは死んじゃうし、○晴は赤羽の人間になっちゃうし・・・」

「もう、私にはおとうさんと○○子しかいないからね。」

そうね。

「だから、なるべく迷惑をかけないように、頑張るからね。」

うん。頑張ってね♪じゃ、また明日電話するわ。おやすみなさい。

「ありがとね。おとうさんによろしくね。おやすみ。」


○ヨさんは今の病院に通い始めた頃は、自分の年齢が82歳であることをちゃんとわかっていました。

でも、半年たった頃には、自分はまだ70代で、80歳にはなっていないと言い出しました。

たとえ、現在77歳だとしても、誕生日がくれば78歳、80歳までにはあと2年なんですけどね。

もしかしたら、お義母さんの中では永久に80歳にはならないのかも知れませんね。(^-^;


午後8時、母のところに電話を入れました。

もしもし。

「あ、もしもし。もうそっちはご飯は終わったの?」

うん、もう8時だからね。うちの晩御飯は大体7時から7時半くらいかな?

「そう。今日はね、うどんが食べたくて、自分でうどんを煮たよ。」

ふ~ん、そうなんだ。

「でもね、その前に、焼き芋を作って食べたから、少ししか食べられなかったよ。」

そっか。まぁ、焼き芋食べたら、うどんも1人前は食べられないかもね。

「そうよ。殆ど動かないで過ごしているしね。」

「でも、今日はお風呂を沸かして入ったよ。大丈夫かな?と思ったけど、気を付けて入った。」

そう。大丈夫だった?

「うん。大丈夫だったよ。のぼせたりもしなかった。」

そっか。でも、気をつけなくちゃね。

「そうだね。次に○○子が来てくれるまであと1週間?」

そうね、でも、もう1週間は切っているけどね。

「待ち遠しいよ。なるべく早く来てね♪」

うん。わかった。

「今日も電話掛けてくれてありがとね。じゃ、おやすみ。」

おやすみなさい。


母の所には、毎日子供3人からの電話があります。

そして、それ以外にも、たまには、自分の姉妹からも電話が入ったりします。

私からの電話しか入らない○ヨさんに比べれば、母は幸せな人なのかも知れませんね。

でも、世の中には、誰からも電話なんか入らない、という生活をしている老人はたくさんいる筈。

それを考えれば、○ヨさんだって、そんなに孤独なわけでもないと思いますね。

少なくとも、○ヨさんの長男(夫)は、意外と母親思いの息子ですから。(^-^;



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