自分にとってどうでもいいことは、どんどん忘れて行く。
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
晩御飯を食べてから午後7時30分、夫は仕事に出掛けて行きました。
帰りは昨日よりは遅いんじゃないか?とのこと。
午後7時40分、○ヨさんに電話を入れました。
もしもし、もうご飯は食べた?
「うん、食べたよ。そこいらにある物を食べた。」
そう。今日はお風呂には行ったの?
「脚が痛くてね。だから、お風呂には行かなかったよ。」
「昨日、区役所まで行って来たでしょ?あんなに歩いたから脚が痛いのかも知れない。」
そっか。じゃ、今日は何処にも出掛けなかったの?
「うん。朝は少し歩いたけど、後は家の中でゴソゴソ探し物してた。」
そうなんだ。
「家から出ないから、友達が『どうしてるの?』って電話をくれたよ。」
へぇ~。友達って会社の友達?
(それには返事がありません)「そうそう、今日、近所のBさんが煮物を持って来てくれたのよ。」
そうなんだ。良かったね~。
「うん。Bさんの作った煮物、本当に上手で美味しかったぁ。」
そう。じゃ、今度会ったらお礼言っておかなくちゃね。
「わざわざ行かなくてもいいけど、会ったらお礼を言っておいてね。」
うん、わかった。
「あ、そうそう、次に来る時に美容院のお金持って来て。」
ん?次に行く時に、なの?
「うん。もう、頭がガサガサだからね。近所が煩いのよ。」
そう。じゃ、○っちゃんに言っておくね。また、明日電話するね。
「ありがとね。じゃ、おやすみ。」
シルバーパスの更新に行ったのは一昨日の筈なのに、昨日行ったと言ってます。
脚が痛いから、と、今日もお風呂には行きませんでした。
今の○ヨさんの頭の中は、「美容院に行かなくちゃ」でいっぱいですね。
昨日は、「次にお金が入ったら」と言っていたけど、今日は「次に来る時」と言っています。
美容院代として渡したお金を自分が使ってしまった事、もうすっかり忘れているのかも知れません。
孫の○次君に子供が生まれた事も、○ヨさんはすっかり忘れています。
シルバーパスの更新は何とか自分で出来たので、まだそんなに呆けてないのかな?と思ったりしたけど
やっぱり、ボケは確実に進行しているようですねぇ。
自分にとってどうでもいいことは、どんどん忘れて行くようです。
どうせなら、「美容院に行かなくちゃ」と思う事を忘れてくれればいいのに、と思う私です。
80過ぎたおばあさんが、白髪頭でスッピンだって、笑う人なんていないでしょ?(^-^;
最後まで読んで下さってありがとうございます。