既に更新済みだったシルバーパス
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
今日は久し振りに良く晴れました。
渋谷区辺りは突然の強い雨になったようですが、こちらは降らなかったようですね。
昨夜7時半に仕事に出掛けた夫は夜中の0時半には帰宅しました。
今日は1人で○ヨさんのところに行かなくちゃと思っていましたが、夫も一緒に行きました。
午前9時15分、○ヨさんのところに向かって出発しました。
今日○ヨさんに渡す生活費とシルバーパスの更新手数料は昨日のうちに引き出しておきました。
更新に必要な書類とリハビリ特化型デイサービスのパンフレットを持って出掛けました。
途中いつものスーパーに寄り、○ヨさんのところに到着したのは午前11時45分くらいでした。
玄関を開けてくれた○ヨさん、「脚が痛くてねぇ。」と脚を引きずるように歩きます。
リビングに入るとすぐに、○ヨさんは更新した新しいシルバーパスを私に見せました。
「あれ?いつ更新してきたの?」と訊くと、「昨日更新してきた。」と答えました。
「必要な書類がなくてダメだって断られなかったの?」と更に訊くと、
「区役所でこれが必要だからって、親切に教えてくれたのよ。だから、それを持って行ったの。」
結局、○ヨさんは、今日4日まで待てずに、昨日自分で更新の手続きをしてきたようです。
それにしても、昨日の電話では更新手続きをしてきた事について、何も言わなかった○ヨさん。
まぁ、ちゃんと自分で手続きが出来て、無事に更新が出来たのですから、結果的には良かったのですが。
でもねぇ、その日自分でしたことを夜7時過ぎには忘れてしまうって、○ヨさん、相当呆けてます?
気になって気になって仕方がなかったシルバーパスの更新を済ませた○ヨさん。
今度はやっぱり自分の頭の事が気になりだしたようです。
「こんなに頭がガサガサになっちゃって。美容院に行かなくちゃ。近所の人が煩いのよ。」
「年金が入ってからでいいから、お金、頂戴ね。」と始まりました。
「そうねぇ・・・。」とだけ答えておきましたが。
持って行ったデイサービスのパンフレット、○ヨさんに見せて誘ってみました。
でも、○ヨさんの答えは、「ノー!!」「私はそういう所には行きたくないの。」
「歩けなくなると困るからって、ちゃんと自分で毎日歩いているんだから大丈夫。」
う~~ん、本当に頑固な○ヨさんです。
「お義母さん、川柳って知ってる?」
「ん?知らない。」
「俳句みたいにね、5・7・5で言葉を並べて簡単な詩みたいなものを作るのよ。」
「ああ、そういうやつか。」
「ウォーキングをしながら、川柳を考えたりすると頭の体操になるんですってよ。」
「ふ~ん、そう。」
でも・・・、○ヨさんはあまり興味がないようで、すぐに話をそらしてしまいました。
あ~あ、これも無理かぁ。(^-^;
夫が一緒に行くと、滞在時間は1時間くらいしかありません。
1時間経つと、「そろそろ帰るぞ。」と夫が言い出すからです。
いつも1人で過ごしている○ヨさんは、本当はもっといっぱい話したいんでしょうけどねぇ。
午後3時、所要時間2時間で自宅に到着しました。
用心して軒下に干して行った洗濯物を1時間ほど庭に出しました。
まだお日様が元気だったので、今日の洗濯物はよく乾いてくれました。
今日の晩御飯は、夫と二人で近くのくら寿司に行きました。
食事を終えて、帰りの車中で、午後7時45分に○ヨさんに電話を入れました。
もしもし、まだ起きてた?
「うん、そろそろ8時になるから寝ようかな?って思ってたところだよ。」
そう、じゃ、もうご飯は食べたのね?
「うん、そこいらにある物を食べたよ。」(多分、私が昼間買って行ったおにぎりですね。)
お風呂には行って来たの?
「脚が痛かったから今日は行かなかったよ。昨日たくさん歩いたからね。」
そっか、お風呂、行かなかったんだ・・・。
「今日は、アンタとおとうさんが来てくれて本当に嬉しかったよ。やっぱり肉親だよね。」
そうね。
「そう言えば、今日アンタに言うのを忘れてたんだけど、頭がガサガサだから美容院に行きたいのよ。」
「調べてみたら、もう3ヶ月も行ってないから。いつも2ヶ月くらいで行ってるからねぇ。」
「で、今度、美容院代頂戴ね。お金が入ってからでもいいんだけど。」
そうね、わかったわ。今度、お金が入ったらね。
「悪いね、お願いね。」
もう、寝るんでしょ?ちゃんと戸締りして寝てね。
「うん、わかった。おとうさんによろしくね。おやすみ~。」
今は○ヨさんの頭の中は、「美容院に行かなくちゃ。」でいっぱいなんでしょうね。
「美容院に行かなくちゃ」ではなく、「お風呂に行かなくちゃ」って思ってくれればいいのにな。(^-^;
最後まで読んで下さってありがとうございます。