介護者のストレスは・・・
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ここ最近、また介護者による被介護者への虐待の事件が何件か起こりましたね。
1つは、介護施設で起きた虐待事件。
3人の男性介護者が要介護5の女性を虐待していた、という事件です。
虐待の場面を携帯の動画で撮影してあって、事件が発覚したようですが。
その3人は今までに介護経験のない、未経験で採用された正社員だったとか。
施設入所者には介護度の高い人が多く、当然、介護には体力が必要とされます。
人手不足も重なって、未経験でも男性介護者は貴重な戦力として採用されるのでしょうね。
最初は一生懸命介護しようと頑張っているのでしょうが、色んな不満でストレスが溜まり、
そして、そのストレスを、弱い被介護者に向けて発散するようになった、という事かな・・・。
また、もう1つの事件は、江戸川区のマンションで起きた虐待事件。
介護していた息子が「嘘をつくから」という理由で、実母を殴り、死なせてしまった。
息子が一人で親を介護するって、本当に大変なんだろうと思います。
男の人は介護どころか、家事をすることさえ不慣れなもの。
自分の親が認知症になりどんどん変わって行く姿を、なかなか受け入れられないのでしょう。
イライラや悲しみがごっちゃになって、それが虐待や暴力に向かってしまう。
勿論、どちらの事件も、絶対にあってはいけない事件なのですが、
介護者のストレスは、それほど大きなものだということなんでしょうね・・・。
介護には、「現実をありのまま受け容れる」という事が、大切なのかも知れません。
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