身から出た錆ではありますが
ご訪問ありがとうございます。
○ヨさんが本当に○岩さんに豊島園に連れて行って頂いたのか、それとも行かなかったのか
もし、本当に連れて行って頂いたのなら、お礼を言わなければいけません。
アルツハイマーになってしまった○ヨさんの事を遊びに連れて行ってくれるなんて、
ボランティアの精神がなければ出来ないことでしょう。
まして、豊島園に行ったと言う日は平日ですから、わざわざ仕事を休んで、という事になります。
夜7時半、○岩さんに電話を入れました。
電話口には前回同様ご主人様が出られました。
○岩さんは、まだ仕事から帰宅していないとの事なので、帰宅したら電話を下さいとお願いします。
夜9時半を過ぎても電話が掛かって来ないなぁ、と思い、携帯を確認しました。
あらあら、携帯にはしっかりと○岩さんらしき方の携帯番号の着信記録。
慌てて○岩さんに電話を入れました。
後で携帯電話を確認すると、呼び出し音量が最低になっていたので着信に気付かなかったようです。
変だなぁ、私、呼び出し音量を最低にした記憶がないんだけど・・・。
携帯の着信音量、最大より1つ下に設定し直しておきました。
○岩さんとの会話でわかった事。
やっぱり、○岩さんは、○ヨさんと豊島園には行ってはいませんでした。
○ヨさんが豊島園に行った、というのは、やっぱり真っ赤な嘘でした。
でも、行かなかったのに行ったというのは、嘘ですよね。
これは、平気で嘘をつくという、○ヨさんの性格上の問題です。
でも・・・、最初は夫からお金を貰う口実としてついた小さな嘘が、○ヨさんの頭の中で
いつからか、本当にあった出来事のように置き換えられてしまったのかも知れません。
「どうして、いつも、○岩さんのお名前が出てくるんでしょうねぇ・・・」と私。
○岩さん曰く、
「○ヨさんの仕事を引き継いだのは私なので、色々教えて頂いたのは確かです。」
「○ヨさんは見栄っ張りでキツイ人ですし、同年代の人たちから、いつも1人だけ浮いていました。」
「だから、年齢が離れていて、同じ仕事をしている私しかいなかったんだと思います。」
「他の人は行かないのに、男性に交じってただ一人、ゴルフに行ってたのも嫌われた原因かも。」
そっかぁ、○ヨさんは、やっぱり会社では嫌われ者だったのですね。
そう言えば、○ヨさんが大事にしているゴルフ仲間の集合写真、女性は○ヨさん1人だけでしたね。
「ここにいる人たちは、み~んな会社の社長さん達ばかりなのよ。」
「こんなに偉い人たちと対等にゴルフ出来るのは、会社では自分くらいしかいないのよ。」
それが○ヨさんがいつも鼻高々でする自慢話でしたっけ。
「自分はアンタ達とは違うのよ」と、人をバカにした態度では嫌われるのが当然かも知れませんね。
「ところで、亡くなられた娘さんのご主人は、佃煮屋さんをしてるんですか?」と○岩さん。
「まだ○ヨさんが会社にいらした時に、娘の旦那が佃煮屋をしてるのでって佃煮をいただきました。」
「勿論、戴いたのは私だけで、同年代の女性たちにはあげていませんでしたけど。」
あらあら、○ヨさんは、現役時代にもそんな嘘をついて、人に物をあげていたんですねぇ。
○美ちゃんの旦那様は、トラックで新聞の配送をするのがお仕事なのに・・・。
○ヨさんが、「○岩さんに○○して貰った。」と、何度もそんな嘘をつかなければ
現役時代の会社内での○ヨさんの悪評判なんか、私が知ることもなかったのになぁ。
まぁ、「身から出た錆」ということですね。
自己中で傲慢で、世間的には嫌われ者タイプの○ヨさん。
それでも、○ヨさんは、夫の大切な母親に違いはありません。
なんだか、○ヨさんがとても不憫に思えて来ました。
私は○ヨさんの性格を理解した上で、○ヨさんを大切にしてあげましょう。
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