気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

「これ、誰の字?誰が書いて置いてったんだろう。」

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。


昨日、遊びに出掛ける夫を見送り、午前11時半に自宅を出発しました。

池袋のパーキングに到着したのは午後2時過ぎ、所要時間は約2時間半でした。

50キロの距離でひどい時は3時間でも到着しないので、2時間半ならまぁまぁですね。


玄関のドアをノックすると○ヨさんがドアを開けてくれました。

リビングに入ると、「食べる物が何もなくて、どうしようかと思った。」と○ヨさん。

持って行った差し入れ品を片付けながら冷蔵庫を覗くと、お弁当が3つ入っていました。


私は「食べる物が何も無いって、お弁当があるじゃないの。」と○ヨさんに言いました。

すると「見てよ、お弁当。中身、こんなんだよ。こんなの食べられないよ。」と○ヨさん。

でも、お弁当はごく普通の物で、そんなに酷いお弁当だとは思えません。

結局、自分の買ってきた好きな物じゃなく、お仕着せのお弁当だから食べないって事ですね。


買って行ったレトルトのおでんを温め、○ヨさんと一緒に食べました。

半分は残してあるので、おでんが好きな○ヨさんが後でそれを食べるでしょう。

おでんを一緒に食べている時、○ヨさんが何かを書かれた紙を私に見せました。

「区民センターから帰ってきたら、テーブルの上にこれがあったんだよ。」

「これ、誰の字?誰が書いて置いてったんだろう。」

そこには、○ヨさんの字で次のような事が書かれていました。


10月10日

おとうさんにしかられた。

わたしにはおとうさんしかいないのに。

○○子はウソなんかつかないとおとうさんにいわれた。

わたしがウソつきにされた。

わたしはウソなんかついてないのに。

どうしてそなるの?○○子、ウソつかないで。


「これ、お義母さんの字でしょ?お義母さんが書いたんじゃない?」

そう言いましたが、○ヨさんは「いや、書いたのは私じゃないよ。私はこんなの書かない。」

いえいえ、ひらがなとカタカナだけで書かれたその文章は、確かに○ヨさんの字です。

大体、自分の息子の事を「おとうさん」と呼ぶのは○ヨさんしかいませんよ。

10日と言えば、まだ私が名古屋の娘の家に居た日です。

多分、お弁当の事で夫に電話で叱られたのでしょうね。

電話を切った直後にそれを書き、区民ひろばに行って帰宅したら、自分で書いた事を覚えていない。

きっと、そんなところでしょうねぇ。

自分が書いた事を忘れたとしても、それが自分の字だという事ももうわからない?

○ヨさんが「もしかしたら、自分が書いたのかな?」と思う事はないんですね。(^-^;



看護師さんの連絡帳をチェックし、こちらも書き込み、テレビの下に生活費の封筒を。

そして、2週間分のレシートをバッグにしまい、私の仕事は終了です。


「じゃ、帰るね。」と言って立ち上がりました。

○ヨさんは「これ、○○子にあげようと思って出しておいたから持ってって。」

「働いてる時に買った良い物なんだからね。私の物はみ~んな○○子にあげる。」

そう言って何十年か前のジョーゼットの上下のスーツを私に渡してきました。

私が着る事は絶対にないでしょうが、「ありがとう。」と受け取っておきました。




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