気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

本当にこれで良かったのかな?

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


今日は夫は仕事が入っているので私一人で○ヨさん宅の訪問でした。


午前9時少し前、自宅を出発。

スーパーに寄り、○ヨさんへの差し入れ品を購入。

パーキングに到着したのは午前11時35分でした。

先週は1台しか停まっていなかったけれど、今日は残り1台分。

でも、雨も降っていたし、近くのパーキングが空いていて良かったです。


ドアを開けてくれた○ヨさんは、いつものように「ビックリした。誰かと思った。」

前日に「明日行くから待っててね。」と言っておいても、当日は憶えていない。

2分前に話した事も忘れるんだから、当たり前の事かも知れませんね。


持って行った食料品を片づけ、○ヨさんとお昼にしました。

○ヨさんは、ここのところ気になっている給付金の事を言い出しました。

見て欲しい書類というのは、給付金の申請がまだ出されていないというハガキでした。

手続きは私がやっておくからと言って、そのハガキを○ヨさんから預かりました。

○ヨさんは自分が手続きに行けば、その場でお金が貰えると思っていました。

「そうじゃないのよ。申請するとしばらくしたら、口座に振り込まれるの。」

一応、そう説明しましたが、きっと、また忘れちゃうんでしょうね。


午後1時、看護師さんの訪問です。

先週は所長さんでしたが、今日はいつもの看護師さん。

休む間もなくずーっとお喋りしているので、看護師さんが何も出来ません。

「お義母さん、看護師さんに血圧測って貰いましょう。」

私が口を挟んで、やっと、看護師さんが血圧測定をする事が出来ました。

普段は1人で居るから、お喋りしたいのでしょうねぇ。(^-^;


そうそう、看護師さんが来る前に○ヨさんが私に言いました。

「最近、何にもわからなくなっちゃって。私、そういう病気なの?」

どうやら、自分でも忘れやすい事を自覚し始めて、不安になったようです。

多分、先日帰り道がわからなくなった時からかも知れませんね。


「そうよ。お義母さんはそういう病気なの。」

「脳の一部、記憶する部分が段々小さくなって、色んな事を忘れちゃう病気なの。」

○ヨさんが訊いたので、私は一応、ちゃんと説明しました。

「でも、毎日薬を飲んでるじゃない。治らないの?」と○ヨさん。

「飲んでる薬はね、病気の進行を遅らせてくれるだけで、治る事はないのよ。」

「そうなの・・・。なんで、そんな病気になっちゃうのかな?」

「そうねぇ、遺伝もあるかも知れないけど、よくわからないね。」

「でも、お義母さんはまだ自分の事は何でも出来るもんね。」

「今ご飯を食べたばっかりなのに、食べてない、って思わないでしょ?」

「うん。それはちゃんと覚えてる。」

「だから、ちゃんとお薬飲んで、なるべく病気が進まないようにしないとね。」

「心配しなくても、私がついているんだから、大丈夫だよ。」

「そうだね。お父さんやアンタになるべく迷惑掛けないように、頑張るよ。」


この会話を○ヨさんが憶えているかどうかはわかりません。

でも、その場だけでは納得したようです。

私の対応はこれで本当に良かったのかな・・・。

ごまかしてあげた方が優しい対応だったのかな?と、ちょっと複雑な気持ちです。




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