気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

看護師さんとの連絡ノートに義母の書き込み

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


昨日、差し入れ品と生活費を持って○ヨさんの所へ行って来ました。


玄関のドアをノックすると、大分間をおいて「はい。」と○ヨさんが返事をしました。

「○○子です。」と言うと、○ヨさんはすぐにドアの鍵を開けてくれました。


リビングに入ると、「ああ、良かった。もう死ぬかと思った。」と○ヨさん。

「何で?どうして、もう死ぬかと思ったの?どこか調子が悪いの?」

「いや、お金もないし、食べる物も何もないからね。」

でも、テーブルの上にはパンもカップラーメンも乗っていたんですけどね。


「いつも使ってる小銭入れがなくなったんだよ。誰かが来て持って行ったんだね。」

○ヨさんがそう言うので、私はすぐに○ヨさんの傍にあるゴミ箱をチェックしました。

すると、ゴミ箱の入ったビニール袋の下に、小さ目なポーチが入っていました。

ポーチを開けてみると、そこには小銭入れが入っています。

「これじゃないの?」と言うと「うん。そう。よくわかったねぇ。」と○ヨさん。

「前回、お義母さんがここに小銭入れを入れるのを見てたから。」

「どうしてこんな所にお財布を隠すの?」と訊いてみました。

「いやぁ、誰かが来ても、こんな所にお財布があるなんて思わないだろうからね。」

その○ヨさんの言う「誰か」って、○○みの事を指しているのかな?なんてね。(^_^;


薬の服用の確認をすると、ちゃんと飲んでありました。

次に、看護師さんとの連絡ノートをチェックすることにしました。

連絡ノートを確認すると、一番新しいページには、鉛筆で書かれた○ヨさんの文章が。

「なんで○○子はうそをつくの?○○子のいっていることはぜんぶうそ。○○子のうそつき。」

「わたしはそんなことはしない。○○子のうそつき。」と書かれていました。

そして、それが書かれた前のページを見ると、前回私が書いた文章に鉛筆で大きく×印が。

(ちなみに、私が書いた内容は○ヨさんの短期記憶の衰えについてでした。)

その後に、看護師さんの木曜日の文章が普通に書かれていました。

多分、看護師さんが木曜日に書いて帰った後、○ヨさんが私の文章を読んだのでしょう。

そして、私の書き込んだ文章に×をつけ、自分の思った事を次のページに書いたのでしょうね。




「お義母さん、このノートにこんな事書いたらダメよ。これは看護師さんとの連絡ノートだから。」

「思った事を書くのはいいけど、書くなら自分の日記帳に書かないとね。」

私がそう言うと、「そんなの、私、書かないよ。誰かが書いたんじゃない?」と○ヨさん。

「おかしいんだよ。このノートにも赤い字で誰かが書き込んであるんだよ。」

そう言って、○ヨさんは誰にいくらお金を使ったかを記してある古いノートを私に見せました。

確かに、以前はそこにはなかった赤いサインペンでの書き込みがありました。

でも、その赤い文字もやっぱり○ヨさんの筆跡です。

その時自分で思った事を書き足して、自分で書き足した事を覚えていない。

たとえ書いたことを覚えていなくても、自分の字だと、わかりそうなものですけどねぇ。






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