たった今の自分の行動でさえ覚えていないで
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
先週の水曜日、訪問医療の方々が帰られた後に、こんなことがありました。
折角来て下さった先生方を追い返してしまった○ヨさん。
その事に、私は少なからず腹を立てていました。
腹いせもあり、ホワイトボードに貼ってあるイベントカレンダーとイベントのお知らせを捨てる事に。
「これは1月のカレンダーだし、こっちはもう終わったイベントだから、もう捨てるね。」
○ヨさんにそう断って、外したカレンダーとお知らせの紙を台所にあるゴミ箱に捨てました。
しばらくして、○ヨさんが「あれ?カレンダーがない。どこやった?」と騒ぎ出しました。
「それはもうゴミだから捨てるねって、さっき私がゴミ箱に捨てたでしょ?」
すると、○ヨさんは台所に行き、ゴミ箱をゴソゴソと漁っていました。
そして、数分後、「カレンダーがないんだよ。どこやった?」と、また○ヨさん。
「ゴミ箱に捨てたって言ったでしょ?」と言い、私はそれを探しに台所に向かいました。
ところが、いくらゴミ箱を探しても、カレンダーとお知らせが見つかりません。
ほんの数分前、私は確かにゴミ箱に捨てたはず。
なのに、見つからないってどういう事?
○ヨさんが見つけてどこかに移動したとしか考えられません。
「お義母さん、自分でどこかに移動したんじゃないの?」
「いや、私は知らないよ。ホント、不思議な事が起きるんだよねぇ。」と○ヨさん。
ゴミ箱の横に置いてある洗面器の中に、捨てたはずのお知らせがそっくり入っていました。
「お義母さん、お知らせはここにあるけど、一緒に捨てたカレンダーはどこにやったの?」
「私は知らないよ。お知らせだって、なんでそんなとこにあるの?ホントに不思議だねぇ。」
○ヨさんがどこかに移動しなけりゃ、なくなる筈がないカレンダー。
一体どこに移動したの?
そんな事を考えていたら、○ヨさんが食器棚の引き出しを開け、そしてすぐに閉めました。
その動作を何となく見ていたら、一瞬、引き出しの中にカレンダーらしき物が見えたのです。
ん?カレンダー?
私はすぐに、○ヨさんが閉めた引き出しを開けて確認しました。
あ~、やっぱりね。さっきお知らせと一緒に捨てたカレンダーじゃん。
「お義母さん、これ、カレンダーじゃないの。お義母さんがここにしまったんでしょ?」
「え~?知らないよ~。私はしまわないよ。じゃ、誰かがここにしまったんだね。」
いえいえ、この家の中には、私と○ヨさんしかいないのです。
興味のないお知らせはその辺に置き、○ヨさんにとって大切なカレンダーだけ別の場所にしまったの?
でも、1分前の自分のその行動を全く覚えていない○ヨさん。
たった今の自分の行動でさえ覚えていないで、私に「どこにやった?」って訊くんですね。
でもね、そのイベントカレンダー、すでに終わった1月分なんですけど、そんなに大事?
最後まで読んで下さってありがとうございます。
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