「心配したよ~。」と義母から電話
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
午後6時13分、私のスマホに着信がありました。
ん?誰から?夫からかしら?と画面を見ると、○ヨさんからの着信でした。
私 :もしもし。
○ヨ:もしもし。
私 :はい。
○ヨ:ああ、○○子?
私 :うん。どうしたの?
○ヨ:あ~~~。
私 :どうしたの?
○ヨ:いや、なんともないんだけど、おとうさんの方に電話したら、居ないなんて言うからさ。
私 :ん?どこに電話したの?おとうさんの携帯に電話したの?
○ヨ:おとうさんの所に電話したらさ、居ないって言うからさ。
私 :ああ、そうなの?
○ヨ:アンタの声聴きたくて、もう。電話した。
私 :ああ、そう。
○ヨ:今、どこなの?
私 :今日はね、実家に来てる。
○ヨ:ああ、ホント~。
私 :家に電話したのかな?家に電話して、○っちゃん居なくて留守電になったのかな?
○ヨ:いや、おとうさんが「何だ?」って言ったんだけど、何も言わないでさ~。
じゃあ出掛けてるんだねって言って、切っちゃったよ。
私 :ああ、そうなの?
○ヨ:そんなら(実家に居るなら)いいんだけど、心配したよ~。
私 :ふふふふ。
○ヨ:向こう行ってるの?
私 :そう、そう、そう。
○ヨ:なんかいっぱい買っておいてってくれたでしょう?
私 :うん。
○ヨ:それでさ、話そうと思ったんだけど、おとうさんだったから言わなかったよ。
私 :アンタでしょう?
○ヨ:お菓子とかいっぱい置いてったの。
私 :お菓子とか?
○ヨ:うん。ポテトチップとか、私の好きなのをね、置いてったからね。
足が痛くなると困るから、少し歩いて帰ったらね、置いてあったから。
私 :家に帰ったら何か置いてあったの?どこに?
○ヨ:チョコスナックっていうの。それが3個とおせんべいもあるしさ。
私が居ないときにアンタが来て置いてったのかな?と思って。
私 :居ないときに?
そうじゃなくて、金曜日にチョコチップスナックを4袋持って行ったでしょ?
○ヨ:ああ、そうか。
私、じゃ、ボケてたのかな。ボケてたのかな?って言うの。
私 :あはは。わかんないけど。
○ヨ:○○子の声が聴きたくてさ、電話したらおとうさんだけでさ。
おとうさんには言わないけどさ。
アンタ、今、向こうのほうに行ってるの?
私 :そう、そう、そう。うん。
○ヨ:どうかな?と思って、今、電話してみたの。
私 :ああ、そう。
○ヨ:やっぱりさ、おとうさんよりアンタの声が聴きたくてさ。
どうしたかな?と思って、心配したよ~。
私 :あ、そう。
もうちょっとしたら、電話しようかな?と思ってたんだけど。
まだ、いつもより時間、早いじゃない?だから。
○ヨ:でも、心配で。ここに○○子の電話、書いてあるから。
じゃ、電話してみようかな?って掛けてみたのよ。
私 :ああ、そう。
私と話したいときは、この電話にしてくれればいつでも出るからさ。
家に居なくても。
○ヨ:ああ、ホント~。
私 :うん。だから、今度、家に電話しても出ないなと思ったら、こっちにくれればいいから。
○ヨ:そんならいいけど。もう、私、心配したよ~。
○○子、どっか行っちゃったのかな?って。
私 :大丈夫、大丈夫。金曜日にまた行くから。
○ヨ:金曜日?そんならいいけど、気をつけてよ。
車に乗って動くんだから。それが心配で。
おとうさんに言うと、○○子にまた迷惑かけるんじゃないって怒られるから。
でも、やっぱり、○○子の方がよくて、今、掛けてみたの。
私 :そう。ありがと。
じゃ、また明日にでも電話入れるから。ね。
○ヨ:うん。じゃ、元気なのね?
私 :うん。
○ヨ:それならいいけど。おとうさんと喧嘩したのかい?
私 :違う、違う。そうじゃないよ。
○ヨ:ああ、良かった~。
ここに電話掛ければ、いつでも出てくれるのね?
私 :うん。そうだよ。
○ヨ:それなら安心した。ほんとに心細くなっちゃって。
私 :じゃ、私と喋りたい時にはここに電話して。
○ヨ:ありがとね~。
外に歩きに行って、帰宅して、テーブルの上にあったパンやおせんべいを見た○ヨさん。
出掛ける前からそこにあったことを忘れ、留守中に私が来て置いてったと思い込み。
そして、それを確かめようと家に電話したら、電話に出たのが夫で私が留守だった。
心配になって、○ヨさんは普段は掛けない私のスマホに電話してきたのですね。
金曜日に置いてきたパンを、今置いてった?と思うところは完全に認知症ですが。
それでも、○ヨさんは、まだ私のスマホに電話してくることが出来るんですね。
「アンタの声が聴きたくて」って、私を頼りにしてくれてるんですね。
やっぱり、会う回数、話す回数が増えれば、それだけ信頼感も親近感も増すって事なのでしょうか?
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